ESMとは、自己鍛錬の発表の場である。
発表者は、他人にとってはどうでもいい私的な事情を発表する。その題材は他者にとって魅力的でないにも関わらず、他者の興味を可能な限り惹き付ける事が目的である。
手段の一つとして、通常は笑いの要素を用いることになるが、ここでは特別な注意が必要である。笑いには主に3種類があり、一番簡単で低レベルなものが他人を傷つける笑い、少し高度なものが自分を傷つける笑い、最後に最も高度で目指すべきものが、誰も傷つけない笑いである。ESMでは少なくとも2つ目以上のものを用いる事が要求される。他者を中傷する陰口などを使うのは簡単で誰でもできるため、わざわざESMの場に持ち出す必要が認められないからである。
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